11/8 受験のしくみ説明会

埼玉県立和光国際高等学校
【所在地】埼玉県和光市広沢4-1

【交通】東武東上線・東京メトロ有楽町線「和光市駅」

【HP】https://wakoku-h.spec.ed.jp

本日の講演

①入試に向けての心構え

まず志望校を決めるには、気になる学校のHPを見たり、受験案内の冊子を読んだりするといいかもしれません。ただ、志望校を決めるうえで一番いいのは、実際に学校に行ってみることです。

その学校がどんな雰囲気なのか、家からどのくらいの距離があって、実際に通えるのか通えないのか。部活動はどんなことをやっているのか。というのを実際に見るのが一番いいです。

また、埼玉県立総合教育センターのHPには、埼玉県立高校の色々な情報が載っています。過去の入試問題も見ることができます。解答も出ているので、実際に解けるかやってみるのもいいと思います。

そして志望校が決まったり、いくつか絞れたとします。高校入試をするにあたって、どういう方針で選抜するかということが示されている選抜基準を見てみるのもいいかもしれません。

選抜基準を見ると、学校によって学力検査と調査書のどの部分により重きを置くかというのが分かります。志望する学校がどういう生徒に入学して欲しいのかが分かるわけです。いずれの学校にしても、今、皆さんが中学校でやっている部活や資格が評価されるということは、中学校生活すべてに全力で取り組むことが高校進学にもプラスになるということです。

②高校紹介

和光国際高校は和光市にあり、和光市駅から徒歩17分ですが、皆さんほとんど歩いてきます。国際高校というだけあって、旗を立てるポールが6本あり日替わりで色々な国の旗が立っています。普通科と外国語科の2つの学科があり、普通科が6クラス、外国語科が2クラス。そして女子が少しだけ多い学校です。

普段の授業は55分でやっています。これは、5分延ばすことによって本来5×6=30コマしかないのを、プラス3単位多く勉強できますということです。

普通科は一部、外国語の科目を取り入れ、中国語やスペイン語、ドイツ語、フランス語を3年生で選択することもできます。また、普通科でも海外研修への参加ができるというのが特徴です。

外国語科は全体の3分の1が外国語の勉強になります。中には、アメリカ人の先生で担任を持ち、部活動も担当している先生もいます。外国語科が2クラスあるのは和光国際だけです。

海外研修プログラムや留学制度もあります。アメリカのローワー・コロンビア・カレッジと連携協定を結んでいて、和光国際高校を卒業後、ここで2年間学ぶと、アメリカのどの大学にも編入することができます。学費も安く、現地にスタッフも居て、このような学校はなかなかありません。

進学率は88%でほぼ4年制大学です。国立大学やICU、早慶上理、GMARCHを目指します。

和光国際高校の松本先生にインタビュー

受験に向けて勉強するにあたって、これからどうすればよいか。

(1)文章を正確に読む
分かっているつもりで読み飛ばさない。大事な情報を読み飛ばしている可能性が非常に多いです。

(2)文章を正確に書く
分かっていても文章にできないと答えに辿り着かない。そのため、「てにをは」と漢字もしっかり書きましょう。

(3)文字を丁寧に書く
計算もしっかりと書く。そうするとケアレスミスも減ります。

(4)教科書を読む
公立高校の入試問題は教科書の中からしか出ません。教科書の記述を必ず確実におさえるようにしましょう。